足がつる原因とはなんなのか?
こんな経験はありませんか?
運動中に急に足がつった事や、夜中に足がつって激痛で目を覚ましたりした事ありませんか?
この足がつる痛みは、約60%の人が経験していると言われています。
日本人の2人に1人は、足のつりによる激痛を経験しているという事ですね。
では、なぜ足がつるのでしょうか?
原因は主に次の3点
- 筋肉疲労(準備体操整理体操なしの急な運動、歩き過ぎやオーバーワーク等)
- 水分、ミネラル不足(夏場高温やスポーツによる多汗、ミネラル等の栄養不足、お酒、コーヒー、緑茶等の飲用、)
- 冷え(夏のエアコン、冬の寒い時期、足等の筋ポンプ作用の低下)
上記の3つの事が原因で、筋肉の収縮運動を司っているセンサーが正常に働かなくなることが主な理由です。
よく足がつる方は、少しご自分の日頃の生活を思い出してみて下さい。
足がつらないようにするにはどうしたらいいの?
次の3点を気にして生活してください。
- 1)運動前や運動後に必ずストレッチをしましょう。
- 急な運動は怪我にもつながりますので気を付けましょう。
日頃の生活でも、筋肉疲労は起きていますので、スポーツをしていなくてもストレッチなどをする事をお勧めします。
- 2)マメに水分を取りましょう。
- 特にお水だけよりスポーツドリンクも飲むようにしましょう。
汗などで失ってしまうミネラルがバランスよく配合されています。筋肉にはミネラル、無機質、糖質が必要です。
ですがお酒、コーヒー、緑茶は利尿作用が働きやすいため、吸収よりも排出されやすくなってしまうので注意しましょう。
ミネラル不足であれば、食事から摂取するとようにしましょう。
特に不足がちなミネラルは、マグネシウム、カリウム、カルシウムです。
ミネラル補給を意識してバランスの良い食生活を心掛けましょう。
- 3)冷えるという事は、筋肉が緊張(硬い)している状態なので、
- 血液循環が悪くなっている状態です。
- 夏の職場や自宅では昼間はひざ掛けや靴下、ストッキング等で防寒し、夜は足を温めて筋肉を柔らかくしましょう。
- 足湯や湯船につかって温める、ストレッチして筋肉を緩める。
また、普段から身体を温めるような食材を意識して食べたり、冷たいものを避けるようにすることも大切です。
体を温めてくれる栄養素は、血行を良くしてくれる「ビタミンE」→(ナッツ類、いわし、かぼちゃ、ほうれん草、タラコなど)、
糖質を燃やしてエネルギーに変えて体を温める「ビタミンB群」→豚肉、いわし、マグロ、卵、ごまなど
※ビタミンB1は「アリシン」という成分を一緒にとると吸収がアップします。
アリシンを多く含むのは、ニンニク、にら、ネギ類です。
体温が下がるのを防ぐ「鉄」などがあります
ミネラルの種類と多く含む食品
なんとなく、足がつる原因がわかりましたか?
もし足がつりやすい方は、少しでも良いのでご自分の日常生活を気にしてみて下さい。
豆知識
足がつる事をこむら返りと言いますよね。その意味は「こむら」っていうのは“ふくらはぎ”のこと!
ふくらはぎの筋肉に腓腹筋というのが有ります。こむらは漢字で腓腹筋の「腓」と書きます。
昔の人は“ふくらはぎ”のことを「こむら(腓)」って呼んでいたそうです!
なので、足がつると、この“ふくらはぎ”(腓腹筋がひっくり返ったように感じるから、「こむら返り(腓返り)」って呼ばれるそうです(^∇^)
西武池袋線池袋駅から一駅先の椎名町駅南口を出て、椎名町公園の先に有ります。
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